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2019年07月22日

「令和」を解体した「れいわ新選組」の挑戦


選挙運動の最終日である本日、れいわ新選組による「新宿センキョ」の中継をネットで見ていた。新宿西口に詰めかけた大勢の人々がバスターミナルやデッキ側に溢れていて、まさにセンキョ=オキュパイの様相であった。そして、20時のマイクオフの後もコールが鳴り止まず、いつしか「れいわ!れいわ!」の大合唱になっていた。これは単純な社会現象ではないとの直感がある。

山本太郎氏の言によればこの一連の活動は、市民からの国政政党を作る初めての試みで、それに賛同する人々は歴史的転換を現在進行形で共有しながら、同時代に経験し体験したことを積み重ねて記憶し続ける一人一人を当事者として育てている、私とあなたのスタート地点はここからなのだと強調する。この選挙で新しい経験も知識も積み重ねた僕もその一人だ。その重みを知っているからこその緊張感を忘れずに次の世代に引き継いでいきたいと思った。

私たちは無力ではない。なぜなら安倍が天皇を徹底的に政治利用して選定にまで介入して作った『令和』を封印し、元号以外の意味を持って自然発生的に人々の口から「れいわ」と発せられたのは真逆への価値移行であり、それを成したのは一人一人の湧き上がる言霊の力だ。例えばオセロの角に白を置いた瞬間からパタパタと様変わりしていく必勝の一手を見たようだった。

現在、魂の荒廃した人々が政治の中枢にいて、それを象徴する「令和」の統治機構が下からの「れいわ」に解体され、口々にする現象と無心の朗唱の広がりをともに目の当たりにして、思い浮かべたのが日本的であり仏教的に言えばこれまでの時代的価値観への「浄化」や「成仏」という感覚であった。恐れることはない、山本太郎の元に集まった人々が生み出した熱は冷めることなくこれから大きく育って行くに違いない。


「令和」を解体した「れいわ新選組」の挑戦



Posted by Moist Chocolat at 23:15│Comments(0)
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