てぃーだブログ › オーナーシェフのブログ › 「標的の島 」石垣島先行上映会にて

2017年02月21日

「標的の島 」石垣島先行上映会にて

石垣島での「標的の島 風かたか」の先行上映会の報告です。13時と16時の2回の上映で満員御礼の立ち見が出るほどで、計600〜700人が見に来てくれ大盛況に終わりました。
石垣島の人口の1%以上が足を運んでくれたのですから、これは事件です。これからの波及効果も期待できます。
会場が公民館だったので、映像のポテンシャルを最大限に発揮できなかったのが惜しまれるところですが、「これが最初ですが2回目3回目との上映をしっかりした会場で繋いで行きたいと」実行委員会は語っており、次の企画に動いて行きそうです。
沖縄の島々への自衛隊配備に関しては、当事者の島民ですら情報が欠除していて、潜在的な関心の高さはあると感じました。知らなかった人にわかりやすく伝えるという映画での表現方法に三上智恵監督の卓越した能力を感じます。
ここまで集客があった背景には、問題意識を持って関わった一人一人が1〜2枚から30枚まで、地味にチケットを販売して歩いた努力があったのだと打ち上げの会合に参加してわかりました。
また、受け付けを担当した人達は「上映会の終わりに視聴者がみんな笑顔でお辞儀をして帰ってくれた。用意した三上監督と小西さんの書籍も完売して足りなくなってしまった。カンパを寄せてくれる人も多く満足してくれたのが表情から伝わってきました」と語っていました。
三上監督はアフタートークで「太い命の流れを、石垣島、宮古島では祭りの中で再現している。石垣と宮古が持つ、まだ見ぬ力は沖縄本島と違った力を秘めている。それを映画の中で表現したかった。上映中に拍手がわき起こったり、会場全体が爆笑する場面に驚きました。こんなに一体感を感じて作品を見てもらえた事は最近では記憶にない。私の映画で伝えたかった事が響いてくれてうれしい。最高の上映会でした。」(コメントは要約)と語っていました。
この「標的の島 風かたか」の東京公開は25日からだそうです。沖縄の離島に配備される自衛隊基地の問題が全国的な「沖縄の基地問題」として、第二の沖縄戦の最前線として認知されるきっかけになることは間違いないと思います。
ぜひご覧になって下さい。




















Posted by Moist Chocolat at 20:29│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。