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2011年05月11日

変わらない体質2002年東電トラブル隠し内部告発

国際社会の批判を浴びた東京電力の事故隠しで引責辞任した南直哉(みなみ・のぶや)社長が、その後フジテレビの監査役に天下りしている。

この時期、東電のトラブル隠しの内部告発を報道することはとても勇気ある行動だったと思う。
前福島県知事の佐藤英佐久も出てくるが、内部告発に踏み切ったkei sugaoka氏も今日の事態をどう思っているのだろうか。以下youtube参照。

http://www.youtube.com/watch?v=fBjiLaVOsI4&feature=feedlik

ジャーナリスト田中龍作氏は昨日(10日)、原発事故対策統合本部の合同記者会見でこの問題について細野豪志・同本部事務所局長に質問した。

 細野事務局長(首相補佐官)は「南社長がフジテレビの監査役になっていたとは知らなかった」と答えた。あらゆる情報が集まる首相官邸の住人が知らないのだから、多くの国民が知らないのは無理もない。

 電力会社の社長が民放テレビ局の役員として迎え入れられても違法ではない。細野氏は「私の立場でどうこう言える問題ではない」とかわした。


で、前述のフジテレビが小佐古氏の辞任に伴うその理由を遅まきながら報道したのが昨日10日

このブログでも取り上げた小佐古氏の辞任記者会見は国会内で行われており、記者クラブを通してのみの報道で、その辞任理由の20ミリシーベルトに触れたメディアは無かったと記憶しているが、いまさらアリバイ作りに彼の涙が使われている感がある。

当初これがきちんと報道されたのか?
すべて私の記憶に頼ってるため、間違いがあれば指摘して欲しい。

20ミリシーベルトに上げることによって起こりうることをメディア政府は隠蔽しようとしたのではなかろうか?
小佐古氏はこの基準によって引き起こされる悲劇に耐えられなかったのだと思っている。

一方で長崎大山下教授
「20ミリを引き下げたら避難させなければならないでしょ。これだけ大勢の人をあなた何処に避難させますか?」

一介の学者が政治的判断までゆだねられているかのような増長振り。

あらためて言うまでもないのだが、強制退避になった場合の膨大な補償金と責任から逃れたい政府・東電の意向を受けているとしか思えない、結論ありきの判断。
安全基準を引き上げることによってとりあえず今は大丈夫だとだましておいて、今後発生する信じられないほどの健康被害に対しては因果関係が認められませんと学会も抱き込んで言い逃れする魂胆が透けて見える。
この御用学者という存在の発言を私は犯罪だと考えている。

http://www.youtube.com/watch?v=950H9R5htcM

今、大本営発表の旗色が悪いと見るや批判的なネタを小出しにしてるのがテレビメディアの現状だ。

深刻な内部被爆を外部被爆に置き換えて説明しようとするのがメディア・政府の常套手段だが、フジテレビもそれにのっかていて人の命を救うための報道からはまだ遠い。

そこに真っ向からぶつかった医療ジャーナリスト伊藤隼也氏に感謝。

たぶんもうテレビでの仕事は無いかもしれないが感謝。

テレビでは語られない内部被爆の危険性を知ってほしい。

隣の石垣島に住むある人のツイット

放射線の計測数値がいくらかなんて本当はどうでもいいんだ。まだ幼い子供の手を引き、大きなお腹をかかえて逃げたお母さんたちの行動をボクは全面的に支持します。強く支持します。忘れるなかれ。危険や危機を察知する数値化不能の能力が母に備わっているからこそボクら人間は今日まで生き延びてきた。

昨日の自分のブログと少しかぶった。

あいかわらずまとまりが無いブログですみません。
 

http://moistchocolat.tumblr.com/




Posted by Moist Chocolat at 22:09│Comments(0)
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